フォークリフト 事故の型:飛来・落下

[1-1] この状況で予知される災害は?

段積みされたパレットをフォークリフトで運搬しています。後進しながら旋回し、検査台にパレットを載せようとしています。

[1-2] こんな災害が発生しました!

旋回したところ、運搬していたパレットが崩れ、検査台でパレットの点検作業をしていた作業者の頭上に落下しました。また近くにいた作業者2名にもパレットがぶつかり負傷しました。

災害発生防止のポイント

  • 積載物はフォークの根元まで差し、走行時はフォークを地面から15〜20cmの高さにし、マストを最後傾状態にする。また急発進、急旋回、急停止を行わない。
  • バックレストの高さを超えてパレットを積載しない。また段積みして走行する際は、パレットが落下しないよう固定する等の措置を取ること。
  • 「パレット荷降ろしの際は、点検作業者は検査台から離れる。また、運転者は作業者が離れたことを確認してからパレットを荷降ろしする」など作業計画を事前に作成し、作業関係者に周知すること。