フォークリフト 事故の型:飛来・落下
[1-1] この状況で予知される災害は?
平ボデートラック荷台の鳥居部と後あおりに斜めにかけ渡して積まれたC形鋼30本の束(長さ12m、重さ1.5t)をフォークリフトで持ち上げ、降ろそうとしています。
[1-2] こんな災害が発生しました!
フォークリフトが鋼材の束を持ち上げたところ、鋼材が滑り、荷台上にいた誘導者とともに地上に落下し、誘導者が鋼材の下敷きになりました。
災害発生防止のポイント
- 横方向の積荷安定性が確保できない「長尺物の荷積み・荷降ろし」は、フォークリフトを使用せず、クレーンを用いて長尺物に適した玉掛方法(2点吊り等)で行う。
- 誘導者は、荷降ろし作業中は危険箇所へ立ち入らない(荷台上から離れる)、また保護帽(ヘルメット)を必ず着用すること。