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フォークリフト 事故 安全作業の手助けに (災害事例 その40)

フォークリフト 事故の型:激突

[1-1] この状況で予知される災害は?

運輸会社倉庫内にて、作業者は、フレコンバッグを運搬するため、フォークリフトを後退させようとしています(なお、その後方には、フォークを上げたまま別のフォークリフトが無人で停車しています)。

[1-2] こんな災害が発生しました!

フォークリフトを後退させたところ、後方に停車していたフォークリフトに気付かず、上げたままのフォークに後ろ向きに激突しました。

災害発生防止のポイント

  • 作業終了後、フォークリフトは指定された場所にフォークを最低降下位置に置いた状態で停車させる。またその際、原動機等を止め、かつブレーキを掛ける等フォークリフトの逸走を防止する措置を講ずること。
  • フォークリフトのフォークで荷を吊って運搬することはできません(用途外使用禁止)。できるだけパレット荷として計画すること。
  • やむを得ず、荷を吊って運搬する場合は、抜け落ち防止を施した専用アタッチメントを用い、運転者および周囲の作業員に危険が及ばない様、吊り荷の数を減らし(できれば1袋)、進行方向の視界を確保しながら走行する等の対策を講じること。