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フォークリフト 事故 安全作業の手助けに (災害事例 その39)

フォークリフト 事故の型:激突され

[1-1] この状況で予知される災害は?

解体現場で休憩所に向かおうとしている作業員の近くを、専用アタッチメントでフレコンバック4つを吊ったフォークリフトが走行しています。

[1-2] こんな災害が発生しました!

作業員に気づかず近づいてきたフォークリフトが、作業員に接触し、轢いてしまいました。

災害発生防止のポイント

  • フォークリフトで荷を吊って運搬することは、走行に伴い、吊り荷が前後左右に振れたり、旋回した時に横転する恐れがあるので、できるだけパレット荷として計画すること。
  • やむを得ず、荷を吊って運搬する場合は、抜け落ち防止を施した専用アタッチメントを用い、運転者および周囲の作業員に危険が及ばない様、吊り荷の数を減らし(できれば1袋)、前方の視界を確保しながら走行する等の対策を講じること(フォークリフトのフォークに荷を引っかけ、吊りに走行することはできません)。
  • 作業者は、フォークリフト稼働中は作業エリアに入らず、決められた場所を、周囲をよく確認しながら走行する。