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フォークリフト 事故 安全作業の手助けに (災害事例 その33)

フォークリフト 事故の型:飛来・落下

[1-1] この状況で予知される災害は?

魚市場の岸壁上で、水揚げされた魚が入ったコンテナをフォークリフトで運搬中、運転者はエンジンを掛けたまま停車し、運転席を離れました。

[1-2] こんな災害が発生しました!

突然、無人のフォークリフトが逸走して、約7m先の岸壁から落下。岸壁に接岸した船の甲板上で水揚げ作業を行なっていた作業者が、落下してきたフォークリフトの下敷きになりました。

災害発生防止のポイント

  • 運転席から離れる場合は、フォークを接地させ、サイドブレーキを掛け、エンジンを停止してキースイッチを抜くこと。
    (参考)キースイッチの抜き忘れ防止策として、コイル状のキーホルダー等を使用すると良い。
  • 停車する場合は、傾斜地のみならず平地でも輪止め等の逸走防止措置を講ずることが望ましい。