フォークリフト 事故の型:転倒
[1-1] この状況で予知される災害は?
フォークリフトで、製品が積載されたパレット(約600kg)をトラック(ウイング車)荷台の左側後方に積み込んでいました。
[1-2] こんな災害が発生しました!
突然、トラックが前進を始めたため、荷台後部(リヤドア部)と接触したフォークリフトが横転し、投げ出された運転者がフォークリフトの下敷きになりました。
災害発生防止のポイント
- 車両系荷役運搬機械等(フォークリフト等)を用いる場合、作業実施計画を作成し、作業指揮者を定めて作業を実施する。また、他職との連絡調整を行い、関係労働者に周知させること。
- 荷役作業中は、トラックのエンジンを停止し、サイドブレーキをかけ、車輪に車止め(逸走防止用)借置を施す。
- トラック運転手は、フォークリフトがトラックから離れたことを最終確認し、出発する。
- フォークリフト運転手は、シートベルト、保護帽(ヘルメット)を必ず着用すること。