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フォークリフト 事故 安全作業の手助けに (災害事例 その30)

フォークリフト 事故の型:転倒

[1-1] この状況で予知される災害は?

フォークリフトで、製品が積載されたパレット(約600kg)をトラック(ウイング車)荷台の左側後方に積み込んでいました。

[1-2] こんな災害が発生しました!

突然、トラックが前進を始めたため、荷台後部(リヤドア部)と接触したフォークリフトが横転し、投げ出された運転者がフォークリフトの下敷きになりました。

災害発生防止のポイント

  • 車両系荷役運搬機械等(フォークリフト等)を用いる場合、作業実施計画を作成し、作業指揮者を定めて作業を実施する。また、他職との連絡調整を行い、関係労働者に周知させること。
  • 荷役作業中は、トラックのエンジンを停止し、サイドブレーキをかけ、車輪に車止め(逸走防止用)借置を施す。
  • トラック運転手は、フォークリフトがトラックから離れたことを最終確認し、出発する。
  • フォークリフト運転手は、シートベルト、保護帽(ヘルメット)を必ず着用すること。