起因物: フォークリフト 事故の型: 飛来・ 落下
[1-1]どんな危険が潜んでいるのでしょう?
どんな危険が潜んでいるのでしょう・・・ (この状況で予知される災害は?)
フォークリフトを使用して、 パーティクルボード (60枚・総重量約960kg)の積み込み作業を行っています。
トラックの荷台に積む位置の調整を、反対側にいる誘導員の合図をもとに行っています。
※パーティクルボード: 木材チップを熱で圧着した板 (壁・床屋根の下地材等に使用)
[1-2] こんな災害が発生しました!
積荷が崩れ、 トラックの反対側で誘導作業を行っていた誘導員の上に落下しました。
災害発生防止のポイント
- 作業開始前に、 積荷が安定しているかを必ず確認する。
- 滑りやすい素材を積み込む・位置を調整する作業では、積荷を確実に固縛する。
- 誘導員を含め、積荷の落下が想定される範囲には立ち入らない。
- 誘導員は常に運転者から見える位置で誘導する。荷の陰に入る場合は補助者を配置し、合図の方法を事前に確認・共有しておく。