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フォークリフト 事故 安全作業の手助けに(災害事例 その42)

フォークリフト 事故の型はさまれ 巻き込まれ

[1-1]どんな危険が潜んでいるのでしょう?

倉庫敷地前の道路に停車させた大型トラックにフォークリフトを用いてドラム缶を積み込んでいたところ、 ドラム缶の蓋が歩道に落下しました。 運転者はフォークリフトを後退させて停車し、 運転席より降りて蓋を拾おうとしています。

[1-2] こんな災害が発生しました!

降りた運転者がフォークリフトとトラックの間に入ったところ、無人のフォークリフトが突然動き出し、トラックの間にはさまれました。

災害発生防止のポイント

  • 作業開始前に積荷の状況を点検する (蓋が外れないように処置する)。
  • フォークリフトから離れるときは、駐車ブレーキを確実に掛け、 前後進レバーを中立にし、フォークを下降させてからキースイッチをOFFにしてキーを抜くこと(キースイッチの抜き忘れ防止策として、 コイル状のキーホルダー等の使用も検討する)。 またフォークリフト前輪に歯止めをかける。
    註:許可を受けた場合以外は公道 (道路)での荷の積み降ろし作業はできません。